当院に通院いただき、ありがとうございます。
妊娠中、健診のたびに体重計に乗って、
「こんなに増えて大丈夫かな?」
「増えた分はどこにいっているんだろう?」
と気になっている方も多いのではないでしょうか。
実は、妊娠中に増える体重は、赤ちゃんの重さだけではありません。
今回は、助産師りんが妊娠中の体重増加の内訳をご紹介します。

① 赤ちゃんを育てるための重さ
まずは、お腹の中の赤ちゃんと、赤ちゃんを育てるために必要なものの重さです。
赤ちゃん:約3.2kg
胎盤:約0.9kg
羊水:約2.7kg
胎盤は、ママから赤ちゃんへ酸素や栄養を届ける大切な役割を担っています。
羊水は、お腹の中の赤ちゃんを衝撃から守り、のびのびと動ける環境をつくってくれています。
② ママの体の変化による重さ
赤ちゃんを育て、出産や授乳に備えるために、ママの体も大きく変化しています。
増えた血液量:約2.3kg
大きくなった子宮:約1.4kg
乳房の変化:約1.8kg
妊娠中は、赤ちゃんへ栄養を届けるために血液の量が増えます。
子宮は赤ちゃんの成長に合わせて大きくなり、乳房は産後の授乳に向けて準備を進めています。
③ 脂肪の貯え
脂肪の貯え:約2.7kg
「脂肪」と聞くと、つい気になってしまうかもしれません。
でも、この脂肪は出産や産後の授乳に必要なエネルギーを蓄えるためのものです。
ママの体が、赤ちゃんとの生活に向けてしっかり準備をしてくれている証なんですね。
④ 体重の増え方には個人差があります
ご紹介した数値は、あくまで目安です。
体重の増え方は、妊娠前の体格や体質などによって一人ひとり異なります。
増えすぎも、増えなさすぎも、ママと赤ちゃんの体に影響することがあります。
「自分はどのくらいが目安なんだろう?」と気になったときは、健診の際に医師や助産師に気軽にご相談くださいね。
自分の体を信じて、やさしくいたわってあげましょう
妊娠中の体重増加は、赤ちゃんの重さだけではありません。
赤ちゃんのために、ママの体はいろんなサポートをしてくれています。
どれも、命を育てるための大切なパートです。
あなたの体が、命を育てるために一生懸命がんばっている証です。
自分の体を信じて、やさしくいたわってあげてくださいね。
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